Case 19 西木 美奈
- kohdaiminodashamis
- 2023年8月17日
- 読了時間: 2分
こちらは、教室の受講生の方の体験談です。
西木 美奈
所属:三味線ラボ
三味線歴:7年
血液型:B型
職業:会社員

私が初めて三味線を手にしたのは約7年前、それは文京アカデミア・区民プロデュース講座「初めての三味線~『さくらさくら』を弾いてみよう」に参加した時でした。
それまで邦楽に触れる機会はほとんどなく、20年近くどっぷりフラダンスとハワイアンミュージックに浸っていました。
そんな私が三味線講座に申し込もうと思ったのは、ずっと前にテレビで三味線(たぶん長唄)を聴いた時にその旋律がとても心地よく、いつか三味線を弾いてみたいと思ったから、ハワイの人間国宝が「ハワイの文化を知るには自国の文化を学ぶべき」みたいなことおしゃっていたから、我が家に母の長唄三味線があったからです。
講座では弘大先生をはじめたくさんの先生と先輩が親切丁寧に教えてくださり、三味線って難しいけど楽しい♪と思いました。講座終了後は三味線ラボに入会し、現在に至っています。
テキスト練習を終え「松の緑」で初めて「長唄」というものを弾きましたが、洋楽やポップスしか聴いたことがなかった私には、長唄のリズムや間、言葉などが新鮮かつ、とても難しく…未だに苦戦しています。
それでも今日までお稽古を続けてこられたのは、先生方のご指導と、三味線の音色が好きなこと、一緒に学ぶお仲間がいること、三味線をお稽古する私を両親が喜んでいること、だと思います。
今年5月の「東音のつどい」では国立劇場の大舞台の最上段で弾くという貴重な経験をさせていただきました。毎年のお浚い会もですが、先生方にはお忙しい中そのような機会をご用意いただき、参加させていただき感謝申し上げます。
気づけば8年目に突入。課題は今もこの先も【暗譜】です。年々記憶力が低下している上に生来の練習嫌いではありますが、1ページでも多く暗譜し、少しでも上達するように、楽しみながらお稽古を続けていけたらと思っています。
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